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ボランティアセンター

庫内で行う棚卸時に在庫が合わないことはよくある。いわゆる在庫差異と言うやつだ。

主な原因として考えられることは以下の3つ。

① 商品の入荷時に数量を間違えている(実数と計上数とのズレ)
② 過剰、又は不足で出荷している
③ 庫内破損、又はその他の扱いにする分などを在庫から引き落としていない

厳密に言えばまだまだ他にもあるんだが、大概はこれら3つのうちのどれかになる。
ところがどれにも該当せず、他に疑わしいと思われる工程を念入りに調べても原因が掴めない場合も実際にあるんだな。そうなると最終的に考えられるのは「作業者の窃盗しか有り得ない」という結論になるわけだ。特に食品を扱ってる倉庫だと尚更ここに疑いの目が行く。庫内で毎日一緒に汗水垂らして働いてる仲間を疑うというのは決して気持ちの良いものではないし、悲しいことでもあるんだが、作業工程で原因が見付からない以上は残念ながら疑わざるを得ない。とは言うものの、ぶっちゃけ明らかな盗難もあるんだけどね。あまりにも頻繁に原因不明の差異が発生する場合には作業現場への私物(主に手さげバッグなど)を持ち込み禁止にしたり、終業時に手荷物検査を実施することもあるんだが、そんなことぐらいではまず発覚しない。そりゃ盗る側も簡単にシッポなんて出すわけがない(笑)
庫内の各所に監視カメラを設置することによって防犯してる会社もあるんだろうが、よっぽど高価な物を取り扱ってる所ならともかく、たかが加食・飲料程度の扱いだと高い経費を掛けてまで防犯設備を施すことなんて殆どしないのが現実だ。
差異商品を見ると「米・味噌・油」なんかの重量品は少なく、小さめの菓子とか缶詰類なんかが圧倒的。ケースやボールごと盗んだり、あるいは中身の一部を抜き取ってる場合もある。丸ごと盗って中身を一部抜いてから残りを敷地内のそこらに投げ捨てられてたケースも実際にあったな。中には「そんなもんまで盗ってどうすんだよ?」と苦笑してしまう商品もあるんだが、そういうのは恐らく愉快犯的な部分でやってるんだろう。
単独犯もさることながら、一番厄介なのはグループ犯であった場合。ケースごと盗って中身を仲間内で分配しちゃうパターンだな。生協の共同購入じゃねぇんだから、もし仮にこんなことを実際にされてるとするとホント困っちゃうね。このグループ犯行ってのは勘弁してもらいたいもんなんだが、これも有り得ない話じゃない。こういうのって疑い出せばキリが無いんだよ。広い倉庫でカメラも無くて人の監視もロクに無けりゃ「皆さん片っ端から御自由にどうぞ!」って言ってる様なもんだしな。その気になりゃ各自通勤の車を横付けして積み込むことも出来ちゃうわけだ。まぁそういう俺だってやろうと思えばいくらでも持って行けるけどね(笑)

ちなみに在庫差異金額は年間でウン百万にもなってるそうです。毎年の様に。え~それでもキッチリとした対策を打たないバカな会社が世の中には実際にあるんですな。
俺はこの倉庫を「ボランティアセンター」と名付けさせてもらってます(笑)

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