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ある夫婦の話

ヤマト運輸時代の同僚で、かれこれ20年近く付き合いのある男女(現夫婦)がいる。
彼らとは同じ営業所の仲間内で、当時俺なんかも含めて若い連中たちと年がら年中あちこち遊び回ってた仲良しグループの一員だった。元々この二人は個別に付き合ってたわけじゃなく、単なる職場の遊び仲間に過ぎない間柄だったんだが、当時から(男はドライバー、女は事務のパート)彼女の方が男に惚れててね、男もそれは薄々感じてたんだが、ズルダラのまま何だかんだと皆で遊んでるうちに10年の歳月があっという間に流れてしまい、気が付けばお互い40を過ぎちゃってたんだな。ここで遂に彼女はもう本当に後が無いっていう気持ちから痺れを切らして結婚を迫ったわけだ。男も「長い間ちゃんとした形で気持ちに応えてやらなかった・・・」っていう反省とケジメを付ける意味で一緒になることを決意し、この年二人はめでたく結婚。今から7年も前のことだ。歳のこともあって結局子供は作らなかったんだが、それまで仲良く暮らしてた二人の間にヒビが入ったのが3年前。それぞれの父親が亡くなった時からになる。彼女は残された母親の面倒を見たい思いが強く、亭主に同居をしたい旨を伝えるが拒絶。亭主の方の母親は80半ばを過ぎているんだが、兄弟が5人もいるというのに誰も面倒を見ようとする奴がいない。歳が歳なのに独り暮らしのまま放置しているのだ。目と鼻の先に住んでいる母親の様子を休みの日にすら見に行かない亭主を再三に亘り言って聞かせるも、そ知らぬ顔で毎回ゴロ寝。自分の母親も気になるし、亭主の母親も同様に気になる。彼女は働きながら交互に様子を見に行く日々が続いていたので、既に肉体的にも精神的にも限界に達していた。そんな彼女を尻目に毎日ノホホンと他人事の様に眺めている亭主。彼女はとうとうブチ切れて離婚届を昨夜突き出したそうだ。その際も「あ~そうですか」の一言でスンナリとハンコを押した亭主にホトホト嫌気が差し、あまりの悔しさと虚しさで泣き崩れたと言う。

以上のことを今夜彼女に会って聞いて来たんだが、彼らとは20年近くの付き合いと言えど、夫婦間のことに俺はとやかく口を出すわけにはいかない。俺は今でも二人のことは好きだし、本心としてはこれからも末永く夫婦でいてもらいたいとは正直思う。これが仮に浮気や不倫でこじれたなら俺も間に入るかもしれないが、内容が内容なんでこればかりはね・・・。それでもまだ彼女は今すぐ離婚届を出してしまうべきかどうか迷ってたよ。結局最後まで俺は何も言えなかったけどな。男48歳、女49歳。彼女にとって今まで生きて来た中で何度目の岐路になるんだろうか・・・。

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