岐阜紀行(1日め)
開店記念は岐阜への3泊4日バイク一人旅日記。
昨夏に普通二輪の免許を取って以来、初めての遠出だったんだけど、お陰様で何のトラブルも無く無事に日程を消化。ただ、広い範囲を欲張ったために移動距離が嵩んでしまい、正直言うと日中は走ってばかりの毎日だった気がする。
ま、初めはこんなもんか?
4月29日(土)
遠出をするというのにノコノコ9:00に出発。天気はあまり良ろしくない。
中央高速・八王子ICを目指し、国道16号を鼻歌交じりに走行。意外に空いている。
高速もスイスイで11:00過ぎには諏訪湖SAに到着。ここでやっと青空が広がる。
松本ICで下りてからは目前の国道158号を平湯に向かいひたすら走る。
1時間も進むと長い長い安房トンネル。ここは有料道路になっていて、終点の「平湯料金所」まで600円。料金所を過ぎ、すぐ右折して坂を下ると平湯バスターミナルがある。今日の観光目的地である「上高地」へ行くのにはここから専用のバスを利用。
「上高地」は環境保護の目的のためにマイカー乗り入れが禁止されている。
もちろんバイクも例外ではありません。
バスターミナルから20分ほどで「大正池」に到着。
ここで途中下車。
大正池ってのは、大正4年の焼岳大爆発によってせきとめられて出来た池らしい。この「大正池」から「河童橋」までは定番の遊歩道があるんだけど、残念ながら数日前に降った雪の影響で遊歩道が歩きにくくなっていて断念。ここは歩いてこそのコースなんだけどね・・・。
でも最近は熊がよく出没するんだって。
この大正池を過ぎると赤い屋根で有名な「上高地帝国ホテル」がある。
泊まったことはないけど、HPを見る限りは「さすが天下の帝国ホテル」って感じ。
ちなみに1泊1名様で34000円。(スタンダード)
皆さん、HPを見て宿泊者気分に浸りましょう。浸るのは無料(タダ)ですから(笑)
「大正池」見学も早々にバスへ乗り込み終点の上高地バスターミナルに。ここから徒歩3分で「河童橋」へ。
写真に映る雪景色の山は穂高連峰。このアングルで風景画を描いてる年配者たちを多数目撃。その中のひとりに声を掛けてみたら
季節毎にここへ描きに訪れるているとのこと。
春夏秋冬、穂高は様々な表情を見せてくれるらしい。
上高地観光を終え、平湯バスターミナルから15分程で本日の宿泊地「福地温泉」へ。
十数軒の宿が密集していて、正にここは「ひなびた温泉地」という言葉がピッタリな所。
もちろん山間の場所なんで周りに何もナシ。タバコの自販機すらありません(笑)
泊まった先は民宿「とらや」。ここはいわゆる安かろ悪かろって感じの宿。
敢えてこの宿の紹介はリンクしません。露天風呂の写真は撮りましたがUPしません。夕食内容も省きます。
歯ブラシ・タオルといった類は一切ナシ。内風呂もナシ。露天風呂で体を洗う所もナシ。2階にトイレもナシ。いくら料金が安い民宿とは言え少し酷過ぎるよね・・・。
そこでお助け的役割を果たしてくれたのがこれ。
のくとまり手形と言って、宿泊以外の宿1ヶ所に無料で入浴出来る福地温泉のサービス券。まぁこんな宿だから「もらい湯」をしないわけにもいかず、「どうせなら一番高そうな旅館の風呂に行こう!」とガイドブックを広げてしばし吟味。ありましたよありました。「湯元 長座」って宿が。
早速浴衣を着て下駄を鳴らしながら(もらい湯に行くときのルール)出発。わずか徒歩2分の所にこんなに良い旅館が・・・。まず入口からして違う。どっかと違って宿主の汚ねぇ運動靴なんて転がってないし・・・。
フロントのお兄さんに話したら快く歯磨きセットをくれましたよ。脱衣所は暖房が効いて清潔感あり。内湯も檜風呂が2つに資生堂のシャンプー・リンス・ボディーシャンプー、そしてシックのシェービングクリームまで完備。そして何よりも露天風呂はとても大きく開放感バッチリ!しかも他に誰も居なかったから、この幸福感は全て独り占め。こんな感じで思いっきり満喫させてもらい、ご機嫌で宿へ戻りました。それにしても部屋の布団は寝ててとても痒かったなぁ・・・。別に何から何までケチを付けるわけじゃないけど(付けてるか?)一応事実だったので書いとくとしよう。女の子同士で泊まる様な宿じゃないことだけは確か。
明日は「新穂高ロープウェイ」に寄ってから「白川郷」へ向かいます。
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