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東京優駿 (その1)

今週は毎日ダービーの話。

3歳馬の頂点を決める「第73回 東京優駿(日本ダービー)」(東京/芝2400m)が
今週末行われる。ファンや関係者にとって誰もがワクワク・ドキドキ、そしてハラハラする年に一度の「競馬の祭典」だ。
ダービーを勝つとは、馬自身はもちろん、馬主・騎手・調教師・調教助手・厩務員・装蹄師・生産者・生産牧場にとって最高の名誉になる。
サラブレッドを生産する牧場では、毎年元気な男の子(牡馬)が産まれる度に「この馬でダービーを!」と必ず願うらしい。それほどダービーとは、ホースマンにとっての憧れであり夢でもあるのだ。間違っても「この馬で有馬記念を!」とか「宝塚記念を!」とは思わないだろう。同じお祭りのGⅠレースでも、全く意味も重みも違う「別格のGⅠ」がダービーである。かのチャーチルが「ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になることより難しい」と言ったのは有名だが、これは騎手にとっても同じこと。
何年何十年とやっていても、一度もダービーを勝てずに引退して行く騎手の方が圧倒的に多い。と言うより大半がそうだろう。今年で73回目ってことは、過去にたったの72人しかダービージョッキーになれてないってことだが、この名誉ある体験を何と2回もしたラッキーな騎手がいる。郷原洋行と小島太(二人とも現在は調教師)がそう。

郷原  第47回(昭和55年) オペックホース号
     第56回(平成元年)  ウィナーズサークル号

小島  第45回(昭和53年) サクラショウリ号
     第55回(平成02年) サクラチヨノオー号

何とも羨ましい体験ではないか。「ダービーは最も運のある馬が勝つ」と言われているが、同じく「最も運のある馬に跨った騎手が勝つ」とも言える。
よく「盆暮れ正月が一遍に来ちゃったよ」なんて言うが、この二人なんてそれの100倍くらいのものが騎手人生で2回も来ちゃったんだから、そりゃもう運が良過ぎなんてもんじゃなかろう。あの岡部ですらシンボリルドルフで勝った1度のみなのに。ところがところが、武豊くんなんぞは更にその上を行って既に4勝もしちゃってるわけで・・・。

第65回(平成10年)  スペシャルウィーク号
第66回(平成11年)  アドマイヤベガ号
第69回(平成14年)   タニノギムレット号
第72回(平成17年)   ディープインパクト号

今回アドマイヤムーンで勝つと1勝上乗せで「計5勝」。こんなにもダービーを勝てる騎手なんて今後誰も出て来ないだろうが、現役中に果たしてあと何勝上乗せすることが出来るのか非常に興味深いところだ。


追記。

ダービー2勝ジョッキーがもう一人いたことを思い出した。
小島貞博(現在は調教師)だ。

第59回(平成04年)   ミホノブルボン号
第62回(平成07年)   タヤスツヨシ号

勝ち馬は覚えていても、肝心のジョッキーが印象薄だったのですっかり忘れてた。
失礼。

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